――マビノギ3日目――
あれから・・・・あんな簡単なノリでクマに挑んだ俺がとても許せない・・・と思い返し。
今日も僕は初心に戻り灰色オオカミを倒す毎日。
すでに僕の心も灰色で僕の中にあるすべてのパワーが、しかもリアルにおけるパワーまでも吸い取られているのでは。
と思うばかりである
大丈夫だ。そんなことはない。大学から「 不 」とかいう文字が送られてきたけど。きっと大丈夫だ。うん。
そんな俺にまたクエストが届いた。
そう。トレイシーからである。あの赤いクマを殺してくれと悲痛な叫びを僕に送ってくれた彼だ。
きっと彼はやせ細り俺の助けを今か今かと待っているに違いない。
今回は赤いクマではなく褐色クマを退治してほしいということだ。わかった直ちに向かおう。
そしてその君の悲痛な叫びを僕がうけとめてあげよう。
お前自分でぜってー自分で倒せんだろ。と心の中で5回ほど突っ込みを入れたところで俺は討伐にでた。
ようは金さえもらえればそれでいーんです。
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.rソ i' l r' ,..二''ァ ,ノ
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>-' ;: | !ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー !!
l l ;. l |アノノアイノノォオオオォーヤ
-. !. ; |. |ラロラロラロリィラロロー
/ l ; l iラロラロラロリィラロ
l l ;: l |ヒィーィジヤロラルリーロロロー !!
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おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
やったああああああ!!
喜びのあまり叫びながら走り出す。すれ違う人の視線なんてきにしません。
うれしいんです。
気分上々のまま新たな町へ。
ここが都会か・・・
広場にはかなりの人数がいてここで変なことをやればこの世界中にその奇人っぷりが広まるだろう。
今度・・・やってみよう。
今はできねーよ。なんか弱い癖に口だけとかかっこわりーしな!な!
な!!
まず僕が向かったのは・・・・そう武器屋。
金は結構持ってるんです。コツコツ貯めた預金
買ったのはダッブールソード!!
バスターソードの2刀流だすぜ!
この前オオカミのところでやってる人を見つけてヨダレをたらしながら見ていたんですが・・。
とうとうそれが俺の元にwwwwwwwwwwwww
この武器のおかげでいろんな敵が
余裕になった。
僕は次第に力をつけていった。
やつとの戦いの日は近づいていた・・・・・・。
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