クマにこっぴどくやられたあの日から俺はやつだけを倒すためだけに生きた
――マビノギ2日目――
あれから俺はひたむきに敵を狩り始めた
まずクマを倒すには装備とレベルがたりない。
僕は灰色オオカミ討伐クエストを請け負い。何匹も自分と同じ強さのオオカミを狩っていた。
このオオカミクエストというのは灰色オオカミを倒すことで得られる
ROで言えばカードのようなものを10枚集めるとクエスト達成。5000Gもらえるというわけだ。
DROP率はカードほど低くはないが8体倒せば1枚でるといった感じだ。
今の僕ではオオカミ2体倒すと力尽きてしまう。あまり効率のいいやり方ではない。
すると。
奥のほうでオオカミと戦っているプレイヤーを発見した。
彼のオオカミへの与ダメは1。俺でさえ15ほど出るというのに弱すぎる。
しかし被ダメは1となかなかの装備じゃあぁないか。
俺はあることを思いつき彼のそばに近寄った。
俺の作戦とは
彼とタッグを組むことで彼が攻撃を受け俺が攻撃をするという、なんとも俺がウマウマできる作戦さ。
攻撃する方のほうがDROP拾いやすいしね。
というわけでコミニュケーションをまず図ろうという魂胆だ。
ところが返答はこない。
くそ。
「てめぇみたいな引きこもりNEET予備軍なんかとくめるかハゲ。
一人ですばらしいマビライフを送ってくださいプゲラッチョ」
ということか。
やはり俺にPTプレイなどヤボな話だったか。
くだらん。
俺は復讐のためだけに生きる。そう。そうだよ。
∩___∩
| ノ ヽ
|(●), 、(●)、.:|
| ,,ノ(、_, )ヽ、,,ミ ダーディー
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___)f^f^f^f^f^f^f^f^f^┐
| |~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ │
| | 所詮NEET │
| / | 予備軍 |
| / |お前じゃムリダディ |
∪ |___________|
ひょわああぁぁぁぁあぁっぁあっぁぁあぁっぁ
みんな・・・・マビノギの空はきれいです・・・そろそろ・・・僕も・・・ROに帰りたいです・・・・
とうとう僕はオオカミに身包みまで剥がされ町に産み落とされた。
まさかマビノギまできて獣に犯されるとは夢にも思いませんでした。えぇ。
どことなく一皮剥けた気がします。貞操は守れませんでした。お母さんごめんなさい。
さてパンツ1ちょで二桁くらいは死んだとき。ある看板を発見した。
つまりキツネを殺しまくった僕にはそのなんとかダンジョンに入る資格があるわけですね。
わかりました。
ただちに向かわせていただきます。
到着。ロープレたるものダンジョンがなくっちゃな!!
これは久々にわくわくしますた!
そしていきなりネタバレ。このゲームは絶対に売れません。
突入。
つまりこのダンジョンは僕のためだけに用意されたものであり俺以外誰もいないということですね?
つまりBOSSはどでかい蜘蛛でそれを僕一人で倒すということでいいね?
もう一度確認するけど・・・・僕一人ということだね?
うん・・・そっか・・・・
おっけー・・・・・・
ひょわああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁっぁぁ
そりゃびびるって・・・・もういいよ・・ビビル大木でいいですから・・・
もう獣だけでかんべんしてください。もう蜘蛛とかもうどんどん話題がカオスってますってえーー・・・・・。
てゆうか虫責めは無理だってー・・・・
しかもこいついっちょ前に取り巻きまでいやがる。まじでこいつBOSSじゃん・・
まぁとりあえずよほど接近することがなければでかい蜘蛛が攻撃することはないってことなわけですね?
おkおk。雑魚から消そう。雑魚を殺すのは。 大好きです
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